学校給食調理における「チェック」という行動の目的とは?

校給食を調理していると、「器具破損チェック」や「開封チェック」といった「チェック項目」がたくさんありますよね。チェックばかりで嫌になってしまうほど、チェックという行動は調理についてくる言葉です。

今回は、学校給食調理に携わっているときに行わなければならないチェック項目についてご説明していきます。

チェックする目的とは?

器具類や開封済みの袋をチェックする目的は、以下の通りです。

  • 破損チェック
  • 異物確認

破損チェック、開封チェックと行ったら、帳票に記録を書きます。記入漏れがないように注意する必要があります。使用中は使用者が確認をしますが、使い始めと使い終わりはダブルチェックを行いましょう。可能であれは、開封した袋も、開封者ではない人が確認を行うと、ダブルチェックができます。

破損チェック


破損チェックは、調理員の信頼と子供たちの安心を守るために大切な行動です。包丁やピーラーといった器具が破損していた場合は、ただちにその場にいる班長などに伝えましょう。刃の部分が異物となることを防ぎましょう。

また、破損チェックは器具類だけでなく、ザルやすくい網、缶切りなどもチェックしましょう。

袋の開封チェック

冷凍の野菜などを開封した時は、異物混入を防ぐために切り口をチェックする必要があります。袋の背が折り返しなどなっている場合は、もやし開けをすると、より異物混入を防げるでしょう。

器具類の破損チェックを行うタイミングとは?


器具類の破損チェックを行うタイミングは、器具類を使ったタイミングで毎回確認します。毎回確認、記録をすることで、学校給食の安全を守ることができます。冷凍野菜や調味料などを開封した場合には、開封したタイミングでを行いましょう。

破損チェックは調理中や洗浄後にも行います。

給食を調理している最中も、器具破損チェックや開封チェックを行います。調理に使うスパ寺やすくい網、包丁といった器具類をチェックします。とくに、スライサーの刃のチェックは入念に行いましょう。チェックするタイミングは、使うたびにチェックをします。スライサーの刃の破損チェックは、釜が変わるタイミングで行うとよいでしょう。器具類は、調理が終わって洗浄して保管庫に入れるタイミングで最終チェックを行います。

加えて、午後洗浄中は、食器かごや食缶、コンテナなどの破損がないかを確認しながら作業しましょう。

チェックという行動は、学校給食の安全を守るために大切な行動です!


器具類は使ったタイミングで破損チェックを行います。冷凍野菜や調味料を開けた場合には、開封チェックを行いましょう。加えて、午後の洗浄中も食缶や食器かごに破損がないかを確認しながら作業しましょう。

チェックして記録をすることは、「子供たちが安心して食べられる給食」を作るために欠かせない行動です。

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